大きめのエンターキーを作った。
1.事の発端
キーボードを自作できる基板です。PCに接続するとキーボードとして認識しますので、お好みのキースイッチをボードにはんだづけするだけ https://t.co/LaphSdUWZ1 pic.twitter.com/FeR94hvtut
— FLINT Technology (@flint_tec) 2017年8月19日
をリツイートして、こんなんそこらへんに捨ててあるキーボード分解して使えばいいやんけ。4,800円もするんか、と思っていたところ、
ぜひチャレンジしてみてください〜!
— FLINT Technology (@flint_tec) 2017年9月5日
と、偶発的な巻き込みリプなんだろうけどぜひって言われてしまったのでじゃあやってみようというものです。
2.材料
・メンブレン式の適当なキーボード
酔った勢いで買ってきました。無線だと改造で技適であれになっちゃうので有線です。
・メカニカルスイッチ
クリック感のない静かなタイプのスイッチを選びました。音は下に動画を公開してあるのでそこで確認してください。左のビールはサイズ比較用です。
3.作成工程
3-1.キーボードをはがす
3-2.エンターキーが押されたときに0Ωになるペアを探す
3-3. ペアの配線をそれぞれ伸ばしてメカニカルスイッチにつなげる。
はじめてエンターキーのデザインに挑戦してみました。
3-4.完成。(はてなブログは動画が直接アップロードできないってまじでか。)
大きめのエンターキーを作りました pic.twitter.com/9WfwkNrVB2
— サボ転 (@grusonii_roll) 2017年9月8日
4.所感
20本以上の配線からエンターキーのペア探すのがめんどくさかった。
4-1.キーボードを自作できる基板について
今回エンターキーを作った感想を踏まえ、
・特定のいくつかのキー(エンターキーとかコピペとか)だけ欲しい
・そういうの作る方法を調べる時間を4,800円で買いとりたい
・普段文章を打つのに使うような普通のキーボードの自作にはあまり興味がない
ような人にはおすすめの基板だと思いました。
ただ、これにキーを全部つなげて普通に使えるキーボードを作る、とかなら、買う前に少し調べたほうがいいんじゃないかなぁ……。今時はarduinoでもHIDキーボード簡単に作れるらしいし。
4-2なぜこの手のキーボードの分解改造話はあんまり見かけないのか。
僕の検索力のせいかな?
有線キーボードの改造はわざわざやるメリットが少なくて、
無線キーボードの改造は技適に引っかかるから公に出来ない。
ということなんだろうか。
メンブレンシートを導電インクで改造しましたとか、そういう記事があってもいい気がするんだけどなぁ。